2005.03.25

本気!

いよいよW杯アジア最終予選、イラン戦。
中田英寿およそ1年ぶりの代表復帰です。

ヒデをみるとこの絵を思ひ出す。
この絵をみるとヒデを思ひ出す。

中田さん、マジでやっちゃってください。


本気! サンダーナ 1
立原 あゆみ (著)

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2005.02.18

(続々)羊たちの怪人

善福寺のチェリストYoshiokaさんがわたくしめの雑な文章を大変わかりやすく補足してくれました。おまけに

Dr.ハンニバル レクター = オペラ座の怪人 = 野獣(美女と野獣)

と新たな説を加えていただきました。なるほどなるほど。

Dr.ハンニバル レクターのおそらく最後の物語になるであろう「ハンニバル」。この「ハンニバル」、原作と映画ではエンディングが異なると前回書きましたが、Yoshiokaさん説を恋愛の成就という観点からさらに発展させてみますと次のようになるのではないでしょうか。

〔原作〕
Dr.ハンニバル レクター = 野獣(美女と野獣)

〔映画〕
Dr.ハンニバル レクター = オペラ座の怪人

う〜む、だんだん整理されてきましたね。ためになるblogだなぁ(笑)

さて、Yoshiokaさんの記事ですが最後にこうまとめておられます。

そんなふうに考えていると、「オペラ座の怪人」などは日本の劇場の大半を埋める女たちではなく、大人の男こそ涙して観るべき作品ではないかという気がするのであります。

おもわずうなずいてしまいました、だんだん「老い」へとシフトチェンジしつつある一個人としては(笑)

ところでこういうお話って日本古来の物語にはないような気がするのですがどうでしょうか? あるんですかね?

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2005.02.17

(続)羊たちの怪人

Dr.ハンニバル レクター = オペラ座の怪人 説に1件のコメントと多数のココロの声をいただきましたので(笑)簡単ではございますが自論を展開してみたいと思います。

  • お二人とも天才である(レオナルドダビンチ的天才性)
  • 目的のためなら殺人も厭わない
  • 惚れた女の能力を十二分にひきだし更なる高みへ導くことができる
  • でもその女性への求愛方法が一般的でない、というかヘンテコリンで惹かれるどころか逆に引かれる
  • 当然の帰結としてフラレル(「ハンニバル」については映画版シナリオ)

どう? 似てるでしょ?

ちょっとネタバレですが、小説の「ハンニバル」は映画のそれとは結末が異なるのですが僕はどちらの結末も好きです。


ハンニバル〈上〉/新潮文庫/トマス ハリス (著)


ハンニバル スペシャルプライス版/リドリー スコット(監督)

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2005.01.04

アホウドリ=albatross

albatross古田靖さんとはblogを通じて知り合いました。当初はネット上でのお付き合いだったのですが彼の主宰するイベントに顔を出し“リアル”なお付き合いになりました。以後、彼のblog「適宜更新」は僕の生活の一部となり“適宜”といいながら毎日更新されるコラムはなくてはならないものになっています。なんというか着眼点のすばらしさと適度に緩い文章がいいんですよね。
その「適宜更新」の人気記事が本になりました。「アホウドリの糞でできた国~ナウル共和国物語~」。帯から引用しますと、

税金ゼロ。学校・病院はタダ。食事はすべて外食。国民は誰も働かない!。
そんな夢のような国が本当に存在するんです。
世界史上サイテーのなまけもの国家を襲った〔ある意味しょうがいない〕危機!
まぬけな打開策の数々についての物語。
ね、おもしろそうでしょ? パックスアメリカーナのこの時代にぽっかりと空いた異次元空間。21世紀最後の国家事業的寓話。まぬけであり、おかしくて、そして悲しいお話です。帯裏面には、
みなさん、国って何でしょう。
政治って何でしょう。選挙って何でしょう。
資源って何でしょう。働くって何でしょう。
いまにも滅びそうな国ナウル共和国は私たちにいろんなことを考えさせてくれます。

そう、いろいろ考えさせてくれます。寄藤文平さんのイラストもステキな大人の絵本です。

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2004.12.04

俗世を離れる+大義名分=出家?

あ~あ、もうこんな世の中やだよ、浮世を離れてさ静かに人里離れたところで暮らしたい的な気分に大儀名分をあたえてくれるのがきっと出家。
出家したい出家したいって言ってるヒトよくみかけませんか? あ、俺か。
山に篭って陶芸三昧。別荘で作家暮らし。田舎でひたすら自給自足。根岸の里での隠居暮らし。なんだかイメージとしては共通点がありそうです。で、ここでいう“出家”とはこういうイメージの延長にありゴールな感じ。そこには仏門に入り精神世界を追求するなんて悲壮感はないわけです。安直かつありがたいような、そんなイメージ先行型。


食う寝る坐る永平寺修行記 新潮文庫
野々村 馨 (著)

そんなあなたにはこの本がオススメ…
タイトルはなんだか牧歌的ですが内容はとんでもない。こんな厳しい世界があるのか!と驚愕の連続。不条理の雨霰。読んでて辛くなります。そして現実世界のほうが楽ではないかと思えてきます。
僕はときたまこれを読んで間違った憧れを修正してもらいます。

しかし、この筆者驚くほど文章が上手いです。
(1)デザイナー → (2)永平寺修行 → (3)デザイナー
と遍歴を重ね、(3)のときに(1)(2)の経験を語っていて、たぶん今45才くらいなんだけど著作が1冊だけなんて信じられない。作家業でも名を馳せてもおかしくない方ですね。
デザインセンスも非凡ではないかと思われます。きっと本の方はペンネームでしょうからデザイナーとしての名前は違うのでしょうね。だから彼のデザインを確認するすべがなくて残念。
お会いしてみたいなぁ。

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2004.11.28

病床読書

ってまったくもっておおげさなタイトルで申し訳ないのですが、長時間ふとんで過ごすには本は必需品。で、この機会に以前本屋で手に取った文庫に浸る。


パーク・ライフ
吉田 修一 (著)

アマゾンの評価は今ひとつですがこの本はすごい! こんな平易な文章でよくこんな複雑な描写ができますね。物語としての結論があるようでないことが敬遠されている理由かもしれませんが、きっと結末にはたいした意味はなくてその雰囲気というか空気というか紡ぎ出されたコトバを楽しむ本なのかもしれません。それとも頭が朦朧としているから感激しているのか。芥川賞受賞作。微熱のヒト向き(かどうかはしらない)。

この本におさめられている『flowers』という短編の、エンディングに向かって駆け上る精神の揺らぎが暴力に転じるシーンも見逃せません。

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2004.09.22

アフターダーク


アフターダーク
村上 春樹

損なわれたり、すり減らされている人々の物語。自分がそんな状態の時にはじんわりと勇気づけられる、そんな一冊。

ちなみに村上春樹、僕のベスト3はこちら↓

羊をめぐる冒険


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド


ねじまき鳥クロニクル

それぞれ少なくとも3回は読んでるなぁ


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2004.08.23

陰翳礼讃

洗車をしたり休暇をとったりすると天気が崩れるようで。
さて、その休暇中の読書にセレクトした一冊。


陰翳礼讃
谷崎 潤一郎

僕の日本文化論に多大なる影響を与えてくれた地下水脈の一つ。今回はどんな発見が「汲み出されるか」楽しみです。そのうち感想を書くかも。
読書感想文が終わっていない中高生諸君、これを題材にしてみたらいかが。ライトに読めるエッセイ集。

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2004.08.14

村上春樹最新作


「夜明けまでには、まだずい分時間がある。」――村上春樹作家デビュー25周年、
書き下ろし最新作 『アフターダーク』、9月7日発売決定!

そうですかデビューから25年もたつのですか。
彼の作品世界に浸れるのを今から楽しみしてます。できれば真夏のちょっとしたお休みにデッキチェアでビールでも飲みながら読みたかったなぁ。9月7日の発売。

夏・デッキチェア・ビールにはこんな短編集があうかな。書棚をひっくり返して読んでみようかしら。


回転木馬のデッド・ヒート


カンガルー日和


中国行きのスロウ・ボート

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2004.04.21

三島由紀夫の肉声

ネット上にはいろんなものが転がってますね。三島由紀夫の肉声が聴けます。

NHKラジオ・音のアーカイブス

愛や女性観についての彼の見解が聴けます。必ずしも全部が本音だとは思いませんが、少なくとも“公式見解”が聴けます。まことに興味深いです。

高校生男女とのインタビューなのですが、男子生徒が三島に「(自分たちは)同性愛については生理的な嫌悪をもって臨むんですがどう思いますか?」なんて質問してみたり、女子高生が「(彼の作品について)女のヒトの弱さがそのまま肯定されすぎているような気がします」なんて言ってみたり、ものすごいですね。スーパー高校生です。ときに三島もむきになって応酬してます。そのときだけ早口になってちょっとほほえましいです。

三島の肉声が聞けるだけで涙モノですが、この女子高生には萌えます(笑)
発声の仕方やイントネーションが小津安二郎映画です。昔はホントにこんな話し方をしていたんですねニッポン女子は。

必聴です!

ホントですよ~

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